激動の2019年の終わりに
2019年12月31日。
2019年はSnow Manの9人にとって喜びも悲しみもたくさん味わうことになった1年だったのではないでしょうか。
私もSnow Manを好きになって、でも頭をぐるぐると悩ましてしまうことも多くつらいこともありました。
ただ、それってSnow Manが好きだからこその感情で、この気持ちを残しておきたいと思い、このブログを書いています。
ここから先を読むにあたり、いくつか注意点を。
✔︎あくまで私の個人的な意見です。
✔︎私は9人になってからの新規ファンです。
✔︎ただ、事務所担のため6人のころからSnowManのことは知っています。
✔︎私は6人派でも9人派(ここでは6人時代を否定するような考えの人を指します)でもありません。
✔︎冒頭でSnowManおよびその他のJr.を否定するような表現が出てきますが、あくまでもファンじゃないころの私の感情です。昔からのファンの方に失礼なことは承知してます。許していただけるならそのまま読み進めてもらえると嬉しいです。
以上を踏まえた上で読んでいただきたいです。
まだファンになる前、SnowManが6人だったころ、私がSnowManに抱く印象は「このグループでデビューするのは厳しいだろうな」だった。
ハチマキを巻いてアクロバットの技をたくさん決める姿。確かにとてもかっこいい。迫力がある。
でも、ジャニーズのアイドルかと言われると少し違うような気がした。
歌もダンスもアクロバットも平均以上に上手で、でもジャニーズはそれだけではデビューできないことを、何年もジャニオタをしていれば分かっていた。
そのころのJr.界隈では、King & Princeの前身であるMr.King vs Mr.Princeが結成され人気と実力を増し、さらにHiHi Jets、東京B少年と若いグループがどんどん結成。
誰しもが次のデビューはキンプリだな、と思うなか、2014年のジャニーズWESTからデビューするグループが出てないこともありキンプリより上の世代もSixTONES、SnowMan、TravisJapan、Love -tuneなどと詰まってきていた。
しかし、それらの兄組と呼ばれるグループがキンプリに続いてデビューできるかというと、それは可能性の低いことのようが気がしていた。
今でこそYouTubeやISLAND TVなどのJr.専用コンテンツがありJr.人気も高いが、当時は今ほどではなかった(実際にここ1年ほどのJr.情報局の会員数増加を見れば、急激にJr.人気が上がったことが分かる)。
私の当時の認識は、スノストトラがそのままのグループでデビューすることはない。デビューできたとしても、それぞれのグループで人気のあるメンバーを引き抜いた"寄せ集めグループ"だろうな、だった。
しかし状況は一変する。
Jr.チャンネルが始まり、それぞれのグループが単独コンサートを行うなどJr.人気が急上昇。
キンプリがデビューしたら次に事務所が押すのはHiHiかなと思っていたところの、SixTONESのYouTubeプロモキャンペーン。
明らかにSixTONESが頭ひとつ抜けた。
世間での知名度を上げ、ジャニオタ以外にも名前を知られるようになったSixTONES。次のデビューは彼らだ。SnowManのデビューは消えた。そう思った。
兄組として同じラインに立っていたはずのSixTONESがデビューすれば、それより年上のSnowManのデビューは可能性が低い。
そんなタイミングでの"SnowManメンバー加入。
9人体制での再始動"。
この時まだファンでない私の率直な感想は、「タッキーはなんとしてでもこの6人をデビューさせたかったんだな」だった。
滝沢くんがSnowManのことを以前から可愛がっていたことは知っていたし、SnowManのデビューが危機的だということも外野から見ていればわかる。
そんな状況でのメンバー加入は、SnowManのデビューを意味していることはすぐに分かった。
一部の人たちはラウールのことを「滝沢のスペオキ」と呼ぶが、私は滝沢くんの本当のスペオキは6人のSnowManだと思う(スペオキという言葉には揶揄するようなニュアンスがあるため適切ではないが)。
そうでないと、関西でトップレベルの人気を持つ向井康二や未来のある若いラウール、宇宙Sixとして人気をつけ始めていた目黒蓮を彼らの居場所から引き剥がしてまでSnowManに加入させたりしない。
だって、SnowManをどうでもいいと思っていたら3人の未来をドブに捨てることになる。
6人をデビューさせたいからこそ、3人から少しずつ力を借りることを選んだのだと思う。
滝沢くんは自分がバッシングを受けることを覚悟の上でメンバー増員を選んだ。
そしてデビューが決まり、私はSnowManのファンになった。
9人で楽しそうにしているYouTubeや、9人の息のあったパフォーマンスを観た。
好きになるきっかけが目黒蓮だっただけに過ぎなくて、9人全員を好きになるのに時間はかからなかった。
9人全員を好きになると、自ずと6人のころの動画も見るようになった。
YouTubeの企画は9人とはまた違った雰囲気で面白く、6人のことをもっと好きになった。
6人でのパフォーマンス動画もたくさん観た。アクロバットを決める6人はかっこよかった。
6人の動画を観ていくうちに一つの曲に出会う。それは『Snow Dream』。
ペンライトの光で真っ白に染まる会場。
6人の名前の入った歌詞は、夢を掴むまでファンには一緒にいてほしい、そんな彼らの想いを感じた。
SnowManは6人で完成されていた、この曲を知ったことでそう気づかされた。
6人のデビューを待ち望んでいた人がこんなにもいた。
そのことに気づいてからは9人になったことが本当に正解だったのか分からなくなった。
9人になって、6人のころからレベルアップされたところなんてあるのだろうか。
歌も踊りも劇的に良くなった訳ではないし、売りだったアクロバットは売りではなくなった。
9人を信じれない自分が嫌で辛くて、この日から6人のライブ映像が見れなくなった。
6人のことは本当に好きで、歌番組とか企画物のYouTubeは6人でも見れる。
でも、ライブは違う。6人と6人のことを好きな人しかいない空間を見るのは辛くて耐えられなかった。
そこは私みたいな外野の人間が立ち入れる場所じゃないことを思い知らされた。
もしかしたらデビューできなくてもこのまま6人でいたほうが幸せだったのかもしれないとも思った。
SnowManを応援する人たちの中には、2019年の1月から前に進めない人が未だ多くいる。
私なんかよりずっと彼らを応援してきた人からすると、増員なんて必要のないことだ。
だってSnowManは6人で完成されていたから。
しかし増員が決まり、彼女たちにとってはこの1年間、時が止まったままだったと思う。
前に進めないのは当たり前だ。何年もの6人の歴史があるから。
たった1年でそれを9人に塗り替えるなんて無謀でしかない。
ただ、批判を受けること、離れていくファンがいるかもしれないこと。
そんなことはもちろん分かってて、それでも6人は9人になることを選んだ。
3人は6人のためにSnowManのために人生をかけることを選んだ。
これは紛れもない事実で、9人の決意だと思う。
だから、去年の1月から前に踏み出せない人たちも、何年かかってもいいから彼らの決意を認めてあげてほしい。
今の私にできることは、時間が6人のころからのファンの辛さを解決するよう祈ることだけだ。
そんなこと新規のお前に言われたくない、っていう意見はもちろん受けつける。
ただ、私はSnowManを好きな人が純粋にSnowManを好きでいてほしい。
何年かかってもいいから、みんなでSnowManを応援したい。
来年メジャーデビューするSnowManはこれからもっとファンが増えて、6人だったことなんて知らない人も増えるだろう。
SnowManは9人だ。
でも、6人で完成されていたことを覚えていてほしい。
時にはそのことを実感させられて辛くなると思う。
9人のSnowManを好きな自分が間違っていると思うかもしれない。
だけど、目を背けないでほしい。
その先でもっと9人を愛せるようになる。
心から応援できるようになる。
Snow Dreamだって大好きで大切な曲の一つになる。
私もそうだった。
そして、岩本くん、深澤くん、渡辺くん、阿部くん、宮舘くん、佐久間くん。
今までSnowManを守ってくれてありがとう。
アイドルとしてのCDデビューを諦めて、舞台の道に進むこと、事務所を辞めること、いろんな選択肢があったと思う。
それでもみんながSnowManを守ってくれたから、私はSnowManを好きになれた。
メンバー加入も受け入れてくれてありがとう。
ブログとかでは「3人の加入がSnowManにとってプラスになると思った」なんて言ってくれるけど、そんな簡単に受け入れられることじゃなかったと思う。
6人を否定されたような気持ちにも、少なからずなったと思う。
それでも加入を選んでくれたから、今、9人で笑っているところを見れる。
デビューという夢も掴んだ。
ありがとう。
照くんはSnowManの顔で、
ふっかさんはSnowManの支柱で、
ラウールはSnowManの華で、
しょっぴーはSnowManの声で、
だて様はSnowManの気品で、
阿部くんはSnowManの頭脳で、
こーじはSnowManの太陽で、
めめはSnowManの熱だ。
今はもう、誰一人欠けてはいけない、欠けたらSnowManじゃない。
1+1+1+1+1+1+1+1+1=9じゃない。
未知数だ。
2020年からのその先で、この足し算の数字がいくらになるのか。
それをSnowManのファン みんなで見届けたい。
だらだらと長く支離滅裂な文章をここまで読んでくださりありがとうございました。
SnowManを応援するなかで9割は楽しくて幸せなことしかないのです。しかし、残りの1割はこの文章のようなことを延々と考えてしまい辛くなることがありました。しかし毎日私たちファンに絶えず愛を届けてくれるSnow Manのおかげで、そんなふうに思うこともほとんどなくなりました。
私はSnowManが好きなんです。
2020年はもっと輝く1年にしようね。