希望の道をジグザグ進もう

希望の道をジグザグ進もう

ただSnowManを好きなだけの人が彼らについて思ったことを思ったままに書くブログ。数年後の私がSnowManを好きだろうと好きじゃなかろうと、今の私はこんなことを考えながら9人を応援してるんだよ、そう伝えたいがためのタイムカプセルだと思ってもらえれば。

馬鹿!って言って抱きしめたい、

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異変に気がついたのはTwitterのタイムラインを何気なく眺めている時。その日はハッピーライブの配信があり、タイムラインも稼働がよかった。

 

フォローしている人の違和感があるツイート。アイランドストアに飛ぶと、彼のグッズが買えなくなっていた。

 

 

公式にコメントが出たのはそれから数分後だった。

 

 

 

 

そもそもこの話題が出始めたのが木曜日。ライブが中止になり落ち込んでいたため、友人とカラオケに行っていた。そこから帰ってTwitterを見ている時にTLがざわざわしていたことで気がついた。

 

これは熱愛でもなんでもそうだが、私のゴシップに関する受け止め方は「公式発表があるまでは静観」だ。信じる信じないの論争すらしない。

 

今回もそうだった。特に言及もせず、ただ、目に入るとどうしても心がざわついてしまうから、そもそもその話題を見ないようにしていた。

 

 

 

 

活動自粛。

いろいろな形の活動自粛を見てきたけど、実際に自分の応援するグループのメンバーが活動自粛するのは初めてのことだった。期間すら発表されていない。いつ戻ってくるのかわからない。戻ってこないかもしれない。

 

 

やっと、最近になって、この9人ならもっと大きくなれる、って思い始めていたところだったのに。やっと、周りの友人に「Snow Manが好き」と言って分かってもらえるようになってたたところだったのに。

 

 

考えれば考えるほど悲しみは疑問に変わる。なんでそんなことしたの?ジュニアだとしても自覚持ってよ。この疑問が怒りに変わるのが怖かった。彼を嫌いになるのが怖かった。その日はなかなか寝付けなかった。

 

 

 

 

朝起きたら全部夢だったらいいのに。

そんな願望も虚しく消えた。全然夢じゃない。

 

 

 

幸か不幸か、活動自粛の発表があったその日に生放送の歌番組への出演が決まっていた。一日中それが怖くて、ずっと胸がざわついていた。

 

覚悟を決めて、CDTVTwitterに上がっている動画から見た。

 

ああ、やっぱり8人なんだな。と思った。

 

でも8人は笑ってた。

 

 

9人から8人って、きっとファンじゃなかったら誤差。でも、私には、私たちにはめちゃくちゃ大きい。一人足りない。

 

番組が始まって、8人が並んで立っていて、頭を下げていて、謝っていた。彼はそこにいなくて謝らないのに、8人は謝っていた。

 

 

深澤くんが「守る」って言ってD.D.が始まって、 そこからはもうあまり覚えていない。いつもの歌割が、いつもの立ち位置が違う。ぼんやりとそう思っているうちにD.D.が終わって、KISSIN' MY LIPSが始まって、本当にほとんど覚えていない。椅子使ってたな、ってくらい。

 

信じられないくらい涙は出た。

 

 

Snow Manを好きになってから、今まで何度も泣いたけどこんなに涙が止まらないのは初めてだった。頭の中ではひとり欠けたことを理解していたつもりだったが、やっぱりどこかふわふわしていて現実味がなかった。それが視覚的に8を突き付けられると、理解せざるを得なくて。

 

0番にラウールがいないことも、D.D.のバク宙が二人だけなことも、全部全部違和感だった。この違和感がいつまで続くのだろう。

 

8人の顔が楽しそうじゃなかった。あんなに何回も披露してきたD.D.が全然楽しそうじゃなかった。初披露の時は緊張気味だったD.D.が、単独Mステ以降、メンバーが楽しんでるのが伝わって、大切なデビュー曲になっていったのに。

 

 

いつもは何度も繰り返してみる歌番組をもう見れないと思った。守ると言った深澤くんと、8人と、一緒に守って待つことはできない。この時はそう感じた。

 

 

 

 

あれから半月ほど経って、Snow Manのことも、もちろん彼のことも考えない日はなかった。最初の1週間くらいは膨れ上がるばかりだった”許せない”という感情も消えることはないけど徐々に薄れていった。グループのために早く帰ってきて欲しいと思えるようになった。

 

 

 

 

 

そもそもなんで彼の担当でもないくせに許せないとか思っていたのかの話を少し。

 

 

私は女の人とどうのこうのとか、遊んでることが嫌だとか、そういうのに怒っていたわけではなくて。Snow Manの夢が、彼の活動自粛によって邪魔されてしまうことが許せなかった。

 

以前の記事でも述べたが、Snow Manは私にとって一緒に夢を叶えたいアイドルで、Snow Manにはどんどん売れて大きいグループになって欲しい。実際にデビューしてから、彼らの勢いが凄いことも、ファンが増え続けていることも肌で感じていた。CDが売れて、冠番組が決まり、Snow Manも、Snow Manを好きな自分も、周囲から認めてもらえた気がした。

デビューまでもデビューしてからも競争ばかりで、いつも2番目で、”好きでいること自体”が間違っているような、非難されているような、そんなことも多かったから余計に嬉しかった。

 

 

しかし、彼の活動自粛が与える影響は?

 

世間にグループごとマイナスなイメージを持たせてしまう。雑誌の出版社にも、テレビの放送局にも迷惑をかけてしまう。それが今後の仕事を減らすかもしれない。降りるファンもいるかもしれないし、もちろん事務所の大人にもたくさん迷惑がかかる。残されたメンバーにも。

 

この考えきれないほどの悪い影響が、Snow Manの勢いにブレーキをかけてしまうのは明らかだった。それが許せなかった。

 

 

でも、一番苦しかったのは彼を許せない自分を許せなかったことだった。

 

俺が守るから手を離さないで、とたくさん伝えてくれた、たくさんSnow Manを守ってくれたひーくんは紛れもなく本物で、ひーくんにたくさん救われたはずなのに3年も前の彼の行動ひとつで許せないと思ってしまう自分が嫌だった。自分を許せなかった。

 

8人が彼を責めないのも分かっていた。大多数のファンも彼を責めなかった。なのに私はずっと彼を許せない気持ちが残っていて、それがとても辛かった。ジュニアだったんだし、なんて思えなかった。デビューを目指すジュニアなら尚更自覚のある行動をして欲しかった。3年前には既に 彼はSnow Manの顔だったはずだから。

 

 

いろんな感情がぐるぐるして苦しくて、でもやっぱりSnow Manが好きで。

 

 

8人のSnow Manが新しく更新されるたび、これが私の中で普通になるかもしれないと不安になる。早く9人で揃って、8人が「ひかる」って彼に笑いかけてくれないと、私の中の彼を許せない自分が、彼を好きな自分に勝ってしまうかも知れない。

 

世間だってそう。彼のいないSnow Manから好きになる人が出てくるかも知れない。8人のSnow Manが、世間にとって普通になってしまうかも知れない。

 

 

最初は見るのがつらくてしまっていた彼らの写真も、今は目立つところに飾っている。9人が笑ってる写真を選んで飾っている。そうしないと9人のSnow Manを忘れてしまいそうで怖かった。

 

 

そんなことはないって信じているのに、もう帰ってこないかも知れないって不安になる。いろんな可能性が頭に浮かんで不安になって、9人の映像を見て安心しようと思っても余計にいろいろ考えてしまう。ずっとその繰り返し。

 

 

ずっと3月30日から進まない。

 

 

 

 

 

 

4月23日。素のまんまでKISSIN' MY LIPSがオンエアされた。

 

活動自粛が発表された直後のラジオでオンエアされたKISSIN' MY LIPSはラップの部分にデモ音源が使用されていた。しかし、この日、23日にオンエアされた音源にはひーくんがいた。ラップもそれ以外のところにも彼の声が使われていた。本当のことは分からないけど、私の耳には聴こえた。

 

会いたいと思った。

 

グループのために帰ってきてほしいとは思えるようになっていたけど、彼に会いたいと思ったのは初めてだった。

 

 

デモ音源の日もこの日も同じ自粛期間なのに、どうして9人の歌声を流してくれたんだろう。なにか意味があるのだろうか。意味があってほしい。あると信じたい。

 

 

同時にあの木曜日からもう4週間も経っていることに気がついて、あっという間だったような、すごく長かったような。先が見えないなか、よく耐えて待ってると思う。

 

 

 

この日発売されたある雑誌の集合カット。インタビューの内容からして宮舘くんの誕生日前日に撮影されたもので、だとしたらそこにいるはずなのに、まるで最初からいなかったみたいな8人の写真が載ってた。『切り取った』不自然さが全くなくて凄く怖くなった。この写真みたいに、凄く自然に、グループに最初からいなかったみたいに消えてしまうのではないか。それができる事務所だと分かっているから余計に怖くなった。

 

 

 

 

 

5月17日。愛されているな、と改めて思った。彼は誕生日をどう過ごしているのだろう。幸せでいてくれたらいいなと思う。

 

本当に彼のことは好きだし、戻ってきて欲しいと思っているのに、それなのに周りが彼を待っている、彼の味方でいるのだと思うと、心の中の彼を許せない自分が責められているようで辛くなる。メンバーが「俺ら9人」とか「完全な形で」とか絵文字で彼を待っていることを伝えてくれるたびにやっぱり責められているように感じる。

 

きっともう彼を前と同じで100%の好きで見ることはできないのかも知れない。

 

世間が彼を批判しても味方でありたいし、いつまでも頼れるリーダーでいて欲しい。この気持ちは本当だけど、でもこの期間のことを忘れることはない。

 

5月が終わろうとしている中、先が見えないことに日に日に不安になっていく。もし、彼が戻ってこない選択をしたら、、、なんて最悪のことも考えてしまう。

 

 

 

6月15日。有料配信のハッピーライブが決まり、ダイジェスト映像が公開された。D.D.とCry outとSnow World。振り付けをしてくれた人がいなかった。

 

YouTubeやそれスノはリモートだから8人でも平気だった。でもやっぱりパフォーマンスは9人じゃないと意味がなくて。あの日一度見たきり見返せなくなったD.D.と同じように、見れなくなってしまうのだろうか。

 

8人なら、配信の日なんてこなくていい。そう思った。

 

 

 

6月21日。配信当日。

 

ずっとどこかで出てきてくれるんじゃないかって思ってしまって、次にカメラが切り替わったら、きょもが歩いて行った先には、とか。でもどこにもいなかった。

 

Fire stormは彼がいなきゃ成り立たないって思ってたのに、映画のままのワンカメショーに彼がいないなんてあり得ないと思ってたのに、。実際はそこまで悲しくなくて、何度も繰り返し観れちゃう自分がいて。それがまた、悲しかった。

 

こうやって、普通になっていくのかと不安になった。

 

 

 

 

 

 

 

7月1日12:00。復帰が発表された。

 

彼の言葉が何行にもわたって綴られていた。何度も「申し訳ない」って書いてて、もう二度とこんなことにならないように、って。

 

3ヶ月前、辛そうに苦しそうに悔しそうに謝ったSnow Manの中に彼はいなくて、なんで本人は謝らないの?なんで8人が頭下げなきゃいけないの?って怒りばっかり膨らんで、許せないって思ってしまって。でも、そんな感情吹き飛んだ。彼の文章を見ただけで、こんなに気持ちが楽になると思わなかった。

 

許せないなんて思ってごめんね。でも、本当にひーくんのことが大好きだから、余計そう思ってしまったのかもしれない。ごめん。

 

やり直すチャンスを貰えたこと、反省する機会を貰えたことって凄くありがたいことで、別に失敗なんてしてもいい。反省して、また頑張ろうって新たな気持ちになれるから。

 

 

この3ヶ月、凄く長かった。ずっとトンネルの中みたいだった。でも、いろいろ考えるきっかけになって、やっぱりSnow Manが好きだって思えた。

 

 

 

 

おかえり。やっぱりSnow Manは9人じゃなきゃね。